片道切符で飛び乗れ

ダークな世界観が魅力のロックバンド

Born Against「Patriotic Battle Hymns」

US産ハードコアバンドの、91年1stと93年2ndのコンパチです。激情/カオティックコアの礎を築いた偉大な人たちですね。とはいえここには性急な変拍子も過剰なスピードも無く、ましてやメタルマナーのヘヴィネスなどもありませんが、じゃあ何がそんな発明だった…

Toxik「Think This」

US産テクニカルスラッシュ/スピードメタルの2nd。89年作。前途サブジャンルの中でも屈指の大名盤、どころかメタル史に燦然と輝くべき至宝だと思ってます。ヘヴィ・メタルは89年時点でここまで進んでいたという事実はもっと知られるべき。もうこれ以上はない…

Gorement「The Ending Quest」

スウェーデン産デスメタルの94年作。バンド唯一のフルアルバム。スウェデスの中でも特に気に入ってる1枚です。この人らはとにかく暗くていいですね~。ゴシックデス~フューネラルドゥーム風の美しいメロディを、スウェデスらしいRAWな爆走と共に楽しめてし…

Chastain「The 7th Of Never」

はいUSパワーメタルです。87年産3rd。最近やってたパワメタ発掘事業の中でも特にガツンときたのがこれ。シュラプネル所属の超絶テクニカルギタリストが敢えて激渋ド硬派パワーメタルに徹し、その上で女体化したDIOとでも言うべきボーカルが縦横無尽に暴れ回…

gibkiy gibkiy gibkiy「不条理種劇」

すっかりメタル墓荒らしと化してる弊ブログですが、何を隠そう己のルーツというのはヴィジュアル系ではなかったかと、ふとブログタイトルとURLを見て思い出しました。ということで今日はこれです。16年作1st。名古屋系、或いは手刀界隈の行き着く場所はここ…

Macabre「Gloom」

US産グラインドコア/デスメタルの89年作。1stにあたるみたいです。こりゃ凄い!全パートがかなりのテクニックを誇り、グラインドコアかくあるべしという勢いとテクデスかと見紛ほどの整合感を両立した目が回るような演奏に、やたら必死な高低デス声にクリー…

tetola93「tetola93」

足利産激情ハードコアの編集盤。これ出した後にバンドは解散済。好きな国産激情は?と聞かれたら大体答えとして出すバンドが3つあります。killie、kulara、そしてこのtetola93。この3つの中で一番やかましくてかつメロくて、キャッチーというか、即効性があ…

Immolation「Unholy Cult」

USデスメタルで多分一番好きですImmolation。去年の来日公演は最高でした…。ドラマーの交代と共に音楽性を変えてきているバンドで、中でもAlex Hernandezなる人物が叩いていた4thと5thは、元々持っていたスケールや威厳をますます強く大きくしながら、Gorgut…

Ripping Corpse「Dreaming with the Dead」

デスメタルにのめり込むキッカケの一つにHate Eternalがあることもあり、エリック・ルータンのことは基本的に信頼しています。最近ではデスメタル版カート・バルーみたいになってますが、そんなルータンがデビューを飾ったバンドといえばこのRipping Corpse…

Helstar「Nosferatu」

私は元々テクニカルスラッシュが好きなんですが、ここ最近「ボーカルがハイトーンで歌うテクニカルスラッシュと一部USパワーメタルってニアイコールなのでは?」ということに気付いてしまいまして、ああこんな金脈を今までスルーして生きてきた己はなんて阿…

Opeth「My Arms, Your Hearse」

スウェーデンが誇る北欧の暗黒神だったらしい人たちの3rd。98年作。いくら暗黒神と言ったってこの人たちの出自はメロディックデスということは動かしようのない事実で、実際1st2ndではまだまだイモい仕上がりだったんですが、名ドラマーマーティン・ロペスが…

Blood Has Been Shed「Novella or Uriel」

Killswitch Engageの二代目シンガー 、ハワードジョーンズがそのKsEに加入する前にやってたバンドの1st。00年作。この時点で自分には関係ないなと思った方、もう少し待って下さい!1曲目こそやけに壮大なイントロ~メロデス風リフ~売れ線寄り歌メロっていう…

Sinner「Touch Of Sin」

昨日の記事の続きってことで4thです。85年作。一般的には本作がバンドの最高傑作なんですかね。一曲目が妙にヘヴィに立ち上がるので、前作から引き続きパワーメタル路線か、という印象を抱きかけますが、その後はパワーメタル的な馬力をいくらか残しつつも、…

Sinner「Danger Zone」

現在はご存じラルフシーパースと一緒にPrimal Fearで活動中のマット・シナーの本丸バンドといえばこちら。ずっと3rdと4thのコンパチを探してて、先日めでたく適正価格での捕獲に成功したのでご登場願いましょう。こちらは84年に出た3rd。所謂ジャーマンメタ…

TERROR SQUAD「Chaosdragon riging」

気付けば1年以上放置してました弊ブログ。自粛期間にでも何か書いたろかと思ったり思わなかったりしているうちに緊急事態宣言も解除され、社会が再び動き出しつつあります。というわけでこちら。TOKYO METAL ANARCHYさんの2nd。2006年の作品。久しぶりに聴い…

Gridlink「Longhena」

僕はDiscordance Axisが好きです。そしてMortalizedが好きです。つまりはGridlinkが好きであるということであります。昔、グラインドコアというジャンルはTerrorizerの1stが世に出てからそれ以上の洗練はほとんどない、という見解を示す方を見て「実際その通…

Nero Di Marte「Derivae」

Gorgutsの3rdに影響を受けたと思しき(しばしばDeathspell Omegaからとも)不協和音マシマシのキモいテクニカルデスメタルというのはここ数年でそれなりの数のバンドが出てきていて、多分PortalとかUlcerateとかが有名なんじゃないでしょうか。去年だとImper…

emmuree「lightless.」

手刀界隈筆頭なんて呼んでみても言い過ぎではないであろう、間もなく結成20周年を迎えるらしいバンドの去年出た5枚目のアルバム。そんな手刀of手刀なバンドが本作発売に伴うインタビューではよりいっそうダークな世界観へ向き合う姿勢を語り、タイトルにはli…

WRECKingCReW「夜と太陽のDNA」

Hawaiian6に真っ正面から対抗しうる唯一のバンドではないでしょうか。誰もが一度は妄想したであろう「もしハワイアンが日本語で歌い出したら…」という禁忌をこのバンドはすがすがしいほどにやってのけてくれています。それも男女ツインボーカルで…。やりすぎ…

Crypt of Kerberos「World of Myths」

ボチボチ更新再開していきたいな…、ってことで本年一発目はこれです。初期スウェデスの異端バンドが1993年に発表した唯一のフルアルバム。これ書くにあたって久々にCD引っ張り出して聴いたら記憶の3割増くらいギターが弾きまくっていて思わず笑ってしまいま…

2018年のお気に入り

DIR EN GREY「The Insulated World」 そりゃまあ一番はこれですよね、信者なので。…で終わらせても全然良いんですが、散々原点回帰だなんだと言われてた前作以上に原点回帰的(鬼葬~マロボン辺り)なアプローチを見せつつ、URBRS~DSSを通過したことで纏っ…

DISH「蝶と独白と残黒」

だいぶ間が開いてしまった…。というわけで今回はこれを。魑魅魍魎が跋扈するヴィジュアル系というジャンルの中でも、とりわけアンダーグラウンド・ダークサイドに振り切れた音楽を指向するバンドが数多く生息している、”手刀界隈”(池袋手刀でライブを行うバ…

Cenotaph「Riding Our Black Oceans」

メキシコの古参デスメタル、Cenotaphの2ndです。ちょい前にChaos Recordsなるとこから再発されてたのをポチってまいりました。さてCenotaphと言えばなんと言っても初期デスの旨味をこれでもかと凝縮しながら高い演奏力でもってエキセントリックなアプローチ…

wombscape「ゆめうつつまぼろし」

アートコアを標榜する国産バンドの2018年作。15年にepも出してるようですがそっちはまだ未聴。アルバムタイトルと曲名までは日本語で固めておきながら歌詞は英語(歌詞カードには和訳のみが載っている)という妙な捻くれ方に一聴してまず面喰らいます。一応…

Genghis Tron「Board Up the House」

ちょいと間が空きましたが(今後はこのくらいの更新頻度でやっていけたらいいなと思っております)、今回はこれです。Relapse Recordsよりリリースの、US出身の3人組による08年作。不規則グラインドコアにピコピコなエレクトロをバシかけし、ドゥーミーな展開…

Martyr「Warp Zone」

ヘンテコメタル大国カナダのテクデスバンド。メンバー全員音大出身のエリートさんみたいですね。今はギターの人がVoivodにいることでちょびっとだけ名が知れてたりするのかもしれません。しかし同名のバンドがやたらたくさんいるのでちょっとややこしい。彼…

Forced to Decay「Perkussive Perlokution」

んんージャケがショボい!自分の中のSNSのアカウントのアイコンに採用したいイラストランキングでこの顔は常にトップ争いを繰り広げてます。ほとんど無名なバンドなのにこのアルバムは中古市場で500円前後で転がってる場面に結構遭遇しますが、それもこのジ…

lynch.「AVANTGARDE」

はいみんな大好きlynch.です。新譜もとても良かったけれど、あえて今回は一つ前のリリースに当たるこちらを。いや絶対過小評価されてますよこのアルバム!路線としてはGALLOWSで確立した我流メタルコアを踏襲しつつ、より激しさを増したと言えるもので、メン…

Rites of Thy Degringolade「The Blade Philosophical」

デスメタルが続きます。彼らはカナダのバンドで、1997~2006年の活動で3枚のフルアルバムを残し一旦解散、その後2015年に再結成し、今年2018年にリリースされたのが本作となります。フルレンスとしては13年振りとのこと。個人的にはバンド名だけは知っていて…

Apoplexy「Tears Of The Unborn」

スロバキア産デスメタルバンドの1st。95年発表の作品とのことです。最近Dark Symphoniesが発掘しCDで再発してたのをゲット。ここのドラマーはKrabathor(デスラッシュフリークには結構名の知れたバンドみたいですがすいません全く知りません…)でも叩いてた…