片道切符で飛び乗れ

ダークな世界観が魅力のロックバンド

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Born Against「Patriotic Battle Hymns」

US産ハードコアバンドの、91年1stと93年2ndのコンパチです。激情/カオティックコアの礎を築いた偉大な人たちですね。とはいえここには性急な変拍子も過剰なスピードも無く、ましてやメタルマナーのヘヴィネスなどもありませんが、じゃあ何がそんな発明だった…

Toxik「Think This」

US産テクニカルスラッシュ/スピードメタルの2nd。89年作。前途サブジャンルの中でも屈指の大名盤、どころかメタル史に燦然と輝くべき至宝だと思ってます。ヘヴィ・メタルは89年時点でここまで進んでいたという事実はもっと知られるべき。もうこれ以上はない…

Gorement「The Ending Quest」

スウェーデン産デスメタルの94年作。バンド唯一のフルアルバム。スウェデスの中でも特に気に入ってる1枚です。この人らはとにかく暗くていいですね~。ゴシックデス~フューネラルドゥーム風の美しいメロディを、スウェデスらしいRAWな爆走と共に楽しめてし…

Chastain「The 7th Of Never」

はいUSパワーメタルです。87年産3rd。最近やってたパワメタ発掘事業の中でも特にガツンときたのがこれ。シュラプネル所属の超絶テクニカルギタリストが敢えて激渋ド硬派パワーメタルに徹し、その上で女体化したDIOとでも言うべきボーカルが縦横無尽に暴れ回…

gibkiy gibkiy gibkiy「不条理種劇」

すっかりメタル墓荒らしと化してる弊ブログですが、何を隠そう己のルーツというのはヴィジュアル系ではなかったかと、ふとブログタイトルとURLを見て思い出しました。ということで今日はこれです。16年作1st。名古屋系、或いは手刀界隈の行き着く場所はここ…

Macabre「Gloom」

US産グラインドコア/デスメタルの89年作。1stにあたるみたいです。こりゃ凄い!全パートがかなりのテクニックを誇り、グラインドコアかくあるべしという勢いとテクデスかと見紛ほどの整合感を両立した目が回るような演奏に、やたら必死な高低デス声にクリー…

tetola93「tetola93」

足利産激情ハードコアの編集盤。これ出した後にバンドは解散済。好きな国産激情は?と聞かれたら大体答えとして出すバンドが3つあります。killie、kulara、そしてこのtetola93。この3つの中で一番やかましくてかつメロくて、キャッチーというか、即効性があ…

Immolation「Unholy Cult」

USデスメタルで多分一番好きですImmolation。去年の来日公演は最高でした…。ドラマーの交代と共に音楽性を変えてきているバンドで、中でもAlex Hernandezなる人物が叩いていた4thと5thは、元々持っていたスケールや威厳をますます強く大きくしながら、Gorgut…

Ripping Corpse「Dreaming with the Dead」

デスメタルにのめり込むキッカケの一つにHate Eternalがあることもあり、エリック・ルータンのことは基本的に信頼しています。最近ではデスメタル版カート・バルーみたいになってますが、そんなルータンがデビューを飾ったバンドといえばこのRipping Corpse…

Helstar「Nosferatu」

私は元々テクニカルスラッシュが好きなんですが、ここ最近「ボーカルがハイトーンで歌うテクニカルスラッシュと一部USパワーメタルってニアイコールなのでは?」ということに気付いてしまいまして、ああこんな金脈を今までスルーして生きてきた己はなんて阿…